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2021-01-30

スプラウト

スプラウト・マイクログリーン農場の作り方

スプラウト・マイクログリーン農場の作り方



ブロッコリースプラウトの人気の高まりに連れて、また、海外でのマイクログリーンの人気の高まりから
弊社にスプラウト類やマイクログリーンの栽培を新たに初めたいとお問い合わせ頂くようになりました。
生産計画にお役立て出来ることを簡易ながらもご提供いたします。



スプラウトとマイクログリーンの違いについてはこちらの記事をお読みください。



 

 

🔴まず、最初にお伝えしたいことは生産における衛生管理です。


温度管理、湿度管理など栽培技術はございますが、
スプラウト・マイクログリーンの栽培そのものはいたって簡単です。

しかし経済的栽培となり、大量のスプラウト・マイクログリーンを日々生産し、出荷するとなると事情は異なってきます。

生産においては、衛生管理指針が農林水産省より
スプラウト生産における衛生管理指針(平成27年9月7日公表)が公表されています。

この点を疎かにし一般の圃場を基本とする農業と混同され、むしろ、その厳格な指針を非常識だと考えられることは大きな問題となります。

生産における各段階においての衛生管理指針を順守されるとを前提として、次は栽培する農場の目安になります。


🔴栽培する農場の目安


一つ目の例として、
栽培ハウスの形状で異なりますが、 栽培面積12㎡程度を一つ目例にしますと、
数字上では弊社の発泡栽培容器がおよそ72枚置ける計算となります。
栽培日数を6日サイクルとしますと、1日辺り12枚となり、20マスありますので出荷容器相当で240個分が生産可能となります。

二つ目の例として、
間口7.2m×奥行50m×3連棟=1080m2(約1a)の栽培面積を持つ栽培室(グリーンハウス)では、
弊社が販売する発泡PS製栽培容器を目一杯ならべると約6,000個となります。栽培容器には20マスございますので、生産パック数では120,000パック分となります。
栽培日数を6日サイクルとしますと、1日辺り1,000枚となり、20マスありますので出荷容器相当で20,000個分が生産可能となります。

なお、栽培品種、種子の品質、生産数量ならびに季節や地域によって、また、設備により栽培に関する技術や栽培にかかる期間が異なりますので、各生産者にてご調整をお願い致します。

栽培期間の長い品種、そして、作業上必要な通路や設備を置くスペースがございますので、実際にはこの数値より生産数量は減ることになります。
また、栽培室以外にも生産数量に応じて、資材・種子倉庫、培地セット機・播種機室、包装室などのスペースを確保する必要があり、

各設備は生産過程ごとに専用化し、他の過程で使用しないことが衛生管理面で重要となります。



🔴理想的な生産設備



詳細はお問い合わせお願い致します。

🔴簡易かいわれ・スプラウト栽培方法

スプラウト類の栽培そのものはいたって簡単、他の路地物野菜と比べても短期間です。

以下が、生産サイクルとなります。


詳細はお問い合わせお願い致します。


新規参入を目指したスプラウト・マイクログリーン生産導入計画目安はこちらをご覧ください。












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