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簡単なスプラウト類の栽培

スプラウト類の栽培そのものはいたって簡単です。以下に、簡易かいわれ・スプラウトの生産サイクルをご紹介します。

簡易栽培方法図

スプラウトの生産サイクル

大切な衛生管理

栽培自体は簡単なスプラウトやマイクログリーンですが、経済的栽培となり大量のスプラウト類を日々生産し出荷するとなると事情は異なってきます。生産において非常に厳しい衛生管理指針が農水省より取り決められています。この点を疎かにし一般の圃場を基本とする農業と混同され、むしろその厳格な指針を非常識だと考えられることは大きな問題となります。
​​​​​​​かいわれ・スプラウトの生産における衛生管理指針は、農林水産省のウェブサイト当該ページをご確認し、生産過程における衛生管理を行ってください。

理想的な生産設備

意外と知られていないことですが、スプラウト・マイクログリーンの生産は大量生産が前提となっています。ある程度の栽培面積のある専用の施設が必要となりますが、最小限の規模としまして、ご説明いたします。
12㎡程度の栽培面積(緑化ハウス・平段式)を最も小さい基準として、栽培地の形状で異なるかと思いますが、数字上では弊社の発泡栽培容器が72枚置ける計算となります。栽培日数を6日サイクルとしますと、1日辺り12枚となり、20マスありますので、出荷容器相当で240個分が生産可能となります。

間口7.2m×奥行50m×3連棟=1080m2(約1a)の栽培面積を持つ栽培室(グリーンハウス)を例にしますと、弊社が販売する発泡PS製栽培容器を目一杯ならべると約6,000個となります。栽培容器には20マスございますので、生産パック数では120,000パック分となります。多くの品種では栽培期間が6日以内の品種が多いので、一日当たりでは、栽培容器1,000個(20,000パック分)が生産出来る計算となります。もちろん栽培期間の長い品種、そして、作業上必要な通路や設備を置くスペースがございますので、実際にはこの数値より生産数量は減ることになります。

また、栽培室(グリーンハウス)以外にも生産数量に応じて、下記図にあるスペースを確保する必要があり、設備は生産過程ごとに専用化、他の過程で使用しないことが衛生管理面で重要となります。その他、生産工程にかかるうえで使用済みとなった資材等が産業廃棄物として発生しますので、各生産者所在の自治体法令に準拠した上で処分お願い致します。

農林水産省による衛生管理指針はこちらをご一読お願い致します。(非常に重要です)

栽培資材、機械類、出荷資材およびその他につきましては、弊社までお問い合わせお願い申し上げます。

なお、栽培品種、種子の品質、生産数量ならびに季節や地域によって、また、設備により栽培に関する技術や栽培にかかる期間が異なりますので、各生産者にてご調整をお願い致します

生産設備

生産サイクル

かいわれ・スプラウト生産に必要な商品紹介

容器:スプラウト容器本体

※写真左

品名

容器:スプラウト容器本体

材質

透明PS

特徴

寸法

88×88×80 底65×65

蓋:88 蓋4HP

※写真右

品名

蓋:88 蓋4HP

材質

透明PS またはA-PET

特徴

寸法

90×90×20

カットウレタン

品名

カットウレタン

材質

PU

特徴

スプラウト・マイクログリーン栽培向けに規格。

寸法

基本サイズは7㎜×64㎜×64㎜
​​​​​​その他​裁断可能サイズは、厚み5mm以上、縦横40mm 以上。

カットキノクロス

品名

カットキノクロス

材質

不織布

特徴

スプラウト・マイクログリーン栽培向けに規格。

寸法

62㎜×62​​​​​​​㎜

エコ培地

品名

水耕栽培用パルプ培地

材質

輸入針葉樹パルプ

その他

裁断摩擦による焼け焦げをなくす加工方法に変更しました。1袋12㎏入り

かいわれ栽培発泡容器

品名

かいわれ栽培発泡容器

材質

EPS

その他

20 マス
受注生産品
製造Lot:1500 ヶ
​​​​​​​特少製造Lot:84 ヶ

かいわれ大根、スプラウト、マイクログリーンの生産資材、
​​​​​​​包装資材、出荷資材を販売しております。
農業生産者のみなさま、生産にご興味をお持ちのみなさま、
​​​​​​​お気軽にお問い合わせ下さい。