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2026-05-25

Microgreens

マイクログリーン100選 ピーシュート-日本では「豆苗」で知られる、甘みとボリュームの定番品種

ピーシュート/えんどう豆マイクログリーンとは?


日本では「豆苗」で知られる、甘みとボリュームの定番品種
ピーシュート/えんどう豆マイクログリーンは、日本では「豆苗」でなじみのある、えんどう豆系の若い葉と茎を楽しむマイクログリーンです。ブロッコリーのようなやさしい青菜感、だいこん/かいわれのような辛味とは違い、豆らしい甘み・ナッツ感・みずみずしさが特徴です。辛味系ではないため食べやすく、マイクログリーンの中でも「野菜らしさ」より「食材感」が強い品種といえます。

元資料でも、ピーシュートはやわらかく、ナッツのような風味があり、炒め物などにもよく使われる品種として紹介されています。また、商業栽培では重量ベースの収量が出やすい品種としても整理されています。





味は、ほんのり甘く、豆らしい香りがあります。ラディッシュやマスタードのような辛味はなく、やさしく食べやすいのが魅力です。サラダに入れると甘みと食感が加わり、炒め物に使うと豆苗に近い感覚で料理になじみます。単なる飾りではなく、口に入れた時の存在感があるため、飲食店向けにも提案しやすい品種です。

見た目は、茎が比較的太く、葉も大きめで、全体にボリュームが出やすいのが特徴です。細く繊細なマイクログリーンとは違い、料理に立体感を加えやすく、皿の上でしっかり存在感を出せます。ミックスに少量加えるだけでも、見た目の厚みや食べ応えを演出できます。





料理用途は幅広く、サラダ、サンドイッチ、肉料理の付け合わせ、アジア料理、スープの仕上げ、炒め物などに向いています。特にピーシュートは、ブロッコリーやだいこん系よりも「食材として食べる」印象が強いため、ガーニッシュだけでなく、料理の一部として使いやすい品種です。炒め物や温かい料理に使う場合は、火を通しすぎず、最後に軽く加える程度にすると、甘みと食感を残しやすくなります。

栽培方法は、パルプ培地やウレタン培地を使った水耕栽培方式を基本的にお薦めします。ピーシュートは種子が大きいため、他の小粒種子と比べて播種量が多くなりやすく、トレー内での密度設計が重要です。元資料では、10×20インチトレーで5oz程度の播種量が示されており、発芽2〜3日、遮光3〜5日、収穫8〜12日が目安とされています。





商業栽培では、発芽を揃えるために浸漬工程を入れます。ピーシュートは水をよく吸うため、浸漬後の水切り、播種後の水分管理が特に重要です。乾燥させすぎると発芽や生育が不安定になり、逆に過湿になると蒸れやカビの原因になります。元資料でも、ピーシュートは水を多く吸う品種であり、湿らせる管理が必要だが、過湿には注意する内容が示されています。

栽培上の注意点は、第一に水分管理です。大粒種子は吸水量が多いため、培地を乾かしすぎないことが大切です。第二に、播種密度です。種子が大きく、根も強く張るため、詰めすぎると通気性が悪くなり、生育ムラや蒸れにつながります。第三に、収穫タイミングです。ピーシュートはやや長めに育てることもできますが、商業出荷では草丈、葉の開き、茎の太さ、パック詰め時の見た目を確認しながら収穫基準を決める必要があります。





栄養面では、ピーシュートはビタミンA、ビタミンC、たんぱく質、葉酸、食物繊維、ミネラルなどを含む若い緑の野菜として整理されています。 ただし販売時には、病気予防や改善を強調するのではなく、豆の甘み・ボリューム・若い緑の栄養感を料理に加える素材として表現する方が安全で実務的です。



ピーシュート/えんどう豆マイクログリーンは、甘み、食感、ボリュームを兼ね備えた、商業栽培でも提案しやすい品種です。ブロッコリーが「やさしく使いやすい定番」、だいこん/かいわれが「辛味と彩りの定番」だとすれば、ピーシュートは甘みと食材感で料理に厚みを出す定番品種といえるでしょう。

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